愛すべきクリエーター達の紹介、今回は山下真響（やましたまゆら）さんをご紹介します。
投稿サイト小説家になろうや、アルファポリス、マグネット等で活躍中の女性作家さん。
作品も人情モノから恋愛系、ファンタジーまで幅広く、特に止まり木旅館シリーズはうたのにとっても思い入れが深いものとなっております。
紹介にも気合が入りますぜ！
もくじ
あなたの心の止まり木となる、そんな小説
＜あらすじ＞
不思議な旅館の腹黒若女将、楓。訳あり従業員と共に、今日も一癖あるお客様に立ち向かいます。お客様は、様々な世界、様々な時代、様々なご身分の方々。
傷ついたりしたら、ちょっと羽を休めることができる場所って、必要でしょ？
そんな止まり木のような旅館を舞台とした、クスリと笑えるほっこり物語。
★一話完結ものがほとんどです。
「止まり木旅館」。時空の狭間に存在し、特殊な事情を抱えたお客様がやってくる、純和風旅館。
お客様の悩みを解決すると、お帰りの扉が開く。
でもここの美人女将、結構腹黒なのよね……
訳ありなお客さんをたまに懲らしめちゃったりして。
だが、そこがいい！ もっとやれ！ とスカっとしている自分がいたり。
基本的に一話完結で読みやすく、なぜお客様は現れ、去っていくのか？
さらりとして読みやすいドラマでありながら、実は設定はかなり練られております。
ちなみに上記表紙絵は僕のイラストの師匠、あっきコタロウ先生作
続編もありますぞ！
こちらは止まり木旅館の住人達にスポットを当てた小説となっております。
特に楓さんと翔くんの物語がね……。
おっと、この先は言わないでおきましょう！
ちなみに僕が書いた『歌姫と銀行員』の人気キャラ雨宮さんと、『止まり木旅館』がコラボしてます！
僕の作品の意図とか、キャラクターについても非常に掘り下げてくださって……
僕も自分の作品、もっと大事にしなきゃな……うっうう……
こっちもぜひ読んでみてください！
僕が駆け出しの萌え絵師だった頃に描いたファンアートもついてに張っておきますね（笑）
家族とは、何か？ そう問いかける意欲作
＜あらすじ＞高校三年生になった千代子にはパートナーがいます。
声が小さすぎる『夫』との共同生活をする中で、ある特殊な力を手に入れました。
池に棲む鯉が大海に出るまでのお話。
家族ってなんだろう？
当たり前ってなんだろう？
そういう考えが自分の中で一度ぐちゃぐちゃになって、もう一度整理されていくような感覚。
ページを読み進めるたびに、鼓動が早くなる。
早く続きがよみたいという気持ちと、丁寧に味わないともったいないという想い。
ネット小説ってさ、ポイントやブックマークの数だけじゃないのよ。
そう感じさせてくれる意欲作！
特に上記のお悩みをお持ちの方にぜひ読んでいただきたい！
ギターを捨てた その代わりに手に入れたものとは……
＜あらすじ＞ギターは一生モノだ。ギターは生き物だ。
あの日、店で一目惚れしたあの子とは、ずっと一緒に居るつもりだったのだ。
ギターと家族の物語です。
音楽やってる人に読んでほしい作品。
ギターはしばしば人生の相棒に例えられる。
そのギターを捨てるって相当な決意だと思うんですよ。
そのワンシーンを上手く切り取って、唯一無二の物語へと昇華している。
ラジオドラマ化したら、面白そうですね！
真響さんは他にも女子高生が主人公のちょっと大人なアクション活劇『あなたの幸せ、いただきます』（これ密かに続編でないかなと僕は期待してるんです）や、社内デザイナーの女子社員とアパートの一室に住み着く幽霊の交流を描いた『友達はエアコンお化け〈社内デザイナー奮闘記〉』、など面白い作品が多数！
ぜひぜひ、他の作品もチェックしてみてください！
京都文学フリマ 出展しますよ！
真響（まゆら）さんは、2019年1月20日（日曜）に開かれる京都文学フリマへ出展されるご予定です。
場所は、京都市勧業館みやこめっせ
そして、うたのも、売り子としてお手伝いする予定！！
止まり木旅館シリーズや、ひとりむすめの本が手に入るチャンス！
短編集もあるよ！
人気作家山下真響さんや、ゲスな銀行員うたのに会いたい人は、ぜひ遊びに来てね。
書いている小説を本にしてみました。来年の #文フリ京都 で販売予定なのですが、もっと早く買ってやってもいいぞ！という方がいらっしゃいましたら、通販しますのでご連絡くださいませ。ラインアップは画像をご覧ください。#紀伊灯路文庫 pic.twitter.com/ZjvAjZIsk9
— 山下真響_mika＠なろう＆more (@mayurayst) 2018年11月30日
山下真響さんへのインタビュー
それでは、山下真響さんへのインタビューをご紹介します。
①創作するようになったキッカケ
元々読み専だったんです。なろうとか、アルファポリス辺りをウロウロしてました。
当時、乳飲み子を抱えていて仕事も産休中ということもあり、オンラインでの読書は安上がりな趣味で、気分転換にはぴったりだったんですね。
そんなある日、熊本の大震災が発生しました。
私は阪神大震災も知っている世代だし、東北の大震災もまだ記憶に新しい時期だったけれど、なぜかこの時だったんです。
この時になって初めて、「人はいつ死ぬか分からないものだな。それならば、今のうちに自分が生きた証を何らかの形で残してみたい」と思ったんです。そこで、物語を書くのはどうかな？ できることならば、誰かの心に残るようなものが書きたい。
そうすれば、私が消えてなくなっても、その物語を通して私の欠片が生き残る、という思考に至りました。
今振り返れば、「何じゃそれ？ あんた、そんなことしなくても娘いるじゃん！ 夫もいるのに！ 心配しなくても、私のことは誰か覚えててくれるよー」とツッコミどころ満載なのですが、一応の経緯はこんな感じです
まぁ、元々書くことは苦にしないタイプだったんですよね。小学校、中学校時代は作文やら読者感想文の宿題がありえないぐらいたくさん出ていたので、そこで鍛えられたのだと思います。
②どんな事を考えながら創作してますか？
作品の一番の読者は自分だと思っています。なので、少なくとも自分が読んで楽しめるものを書きたいです。
となると、楽しい気分の時に読みたいもの、辛い時に読みたいもの、とさまざまなテーマが自然と浮かび上がってくるので、日常生活の中でふと頭の中に舞い降りてきたネタを半ば狂ったように書き散らしています。
妄想をアウトプットするのってストレス発散にもなりますし、今ではすっかり生活の一部ですね。
後は、書き始めた当初から続けていることなのですが、毎度新作を書く際にテーマを決めています。何を伝えたいか、という意味です。
うまく表現できないことも多いですが、そういうのって大切かなと。後は、さまざまなジャンルにチャレンジして、いろんなお話を書けるようになりたいと思っています。
③今後の夢・野望など
やはり、楽しく書き続けたいというのに限ります。せっかくこんなに楽しい趣味を見つけたのだから、やめたら勿体ないじゃないですか。
書くことを通じて、たくさんの素敵な方々とも知り合えましたし！
でもできることならば、私の紡ぐ物語を気に入ってくださる方がもっと増えて、あわよくば一般的に流通する本にしてもらえる機会が巡ってくればいいのにな、とも思います。
地元の本屋さんで、自分の本を見つけたりしてみたいですね。
インタビュー記事をいただいて
僕と山下真響さんは、WEB小説を通じて知り合ってかれこれ２年以上のお付き合いになります。
改めて、真響さんからインタビュー記事をいただいて。
ブレてないな。
創作に対する熱い想いはちっとも変わってない。
この間、僕もイラストに挑戦したり、ブログを始めたりと色々ありました。
そして彼女にも色々な出来事があって、生まれてくる様々な作品があって、日々進化している。
それでも木の幹の部分、根っこの部分はしっかりと張っている。
これから真響さんがどんな枝葉を茂らせてくれるのか、どんな美しい花を咲かせ、果実をつけてくれるのか、非常に楽しみです。
真響さん、ありがとうございました。
これからのますますの活躍を楽しみにしています！
まずは、１月の京都文学フリマがんばりましょー！
えいえいおー！
山下真響さん Twitter（@mayurayst）
真響さんつながりでお友達になった、愛すべきクリエーター達↓
最近のコメント