今回は、クリエーターの再特集。
投稿サイト小説家になろうや、エブリスタなどで活躍されている、うみのまぐろさん(@uminomagu)を徹底特集!
まぐろさんが当サイトだけに寄せてくれたインタビュー記事もありますよ!
年末年始は、まぐろさんの織りなすストーリーの壮大な海におぼれようぜ!
もくじ
不思議世界の物語は終わらない……
<あらすじ>聲寄せ少女の、さよならと、始まりの朝の歌。
最後の物語が終わっても、語られない三鷹女子大学附属高校美術文芸部のお話は続きます。聲寄せ、自動筆記、念写、夢見に幽霊?不思議な女の子たちがおりなすライトホラーノベル。……とはいったもののホラーではなく伝奇小説です。その、外伝です。
『聲寄せ少女は死者を唄う』は、講談社メフィスト賞2016応募作品 『座談会にはもう少しだったけど、印象に残った作品』として書評をいただきました。
まぐろさんの代表作、「聲寄せシリーズ」は完結しましたが、続編としてさらに続いています。
不思議で切なくてハートフルな物語の数々。
うたののイチオシは『カンフー・ファントムⅡ』です。
前作でも感動モノのお話だった、「カンフー・ファントム」が北極の大地を舞台に、より壮大なスケールとなって帰ってきました。
自然の厳しさ、そして優しさ、闘うことの意味と、そこに付随する悲しみ。
読了後はジーンと心が暖かくなる名作です。
アイキャッチ画像と上記のイラストは、安藤ゆい(@yuiundo)さん作。
やわらかいタッチの素敵なイラストを描かれる絵師さんです。ぜひぜひTwitterフォローしてください!
マヨヒガの部屋
<あらすじ>私がお試しで入居した部屋は、東北から上京してきた妖怪、マヨヒガだった。
マヨヒガは東京で就職するため、お試しの一ヶ月の間に私に部屋の物を持ち帰らせようとするけれど……。
不思議な部屋と私の、ほのぼの日常ストーリー。
田舎から夢を探して上京してきた主人公の女性は、仕方なくとある物件に一ヶ月「お試し」として住むことになります。
その物件は、意志をもっている家でした。
閉め忘れた窓の鍵が閉まっていたり、夕飯の下ごしらえをしておいてくれたり
メモ帳を通して徐々に交流を図っていく、「部屋」と私。
果たして部屋妖怪マヨヒガの狙いとは、そして二人?を待ち受ける結末とは……。
これから進学や就職など、ひとり暮らしを始める人に、ぜひ読んでいただきたい物語です。
物書きによる魔女集会
<あらすじ>森の中で薬屋を営む漆黒の魔女、サイネリア先生は、あらゆる魔法を体得した大魔法使いである。
でも、先生は魔法を使わない。唯一ためらいなく使うのは、空から花を降らせるどうでもいい魔法ばかりだ。
私は先生に尋ねたことがある。この世界の理について。この戦や病あふれる世界を、どうして神様は救ってくださらないのかと。魔女の力なら、人々を幸せにできるのではないか。
先生は私を優しくいさめたけれど、私が魔法を使ったことにより、先生が魔女であることがばれてしまう。
もしも、ファンタジーの世界のような華々しい炎を出す攻撃魔法や、どんな傷でも治す癒やしの魔法を使うことができたなら……
みなさんも、一回は妄想したことあるはず。
作中にこんなセリフがあります。
「デイジー、例えば私が戦争で傷ついた兵士を癒やしたら、誰が幸せになるのかしら」
「少なくとも、その家族は、絶対に」
「そうかしら。傷の癒えた兵士は、もう一度戦争に行くでしょう。そうしたら、今度はその人は死んでしまうかもしれない」
幸せとはなんなのか……
人間の欲求との両立はできないのか?
そして、幸せは、案外身近にあるのかもしれない。
そんなことを思わせてくれる優しい作品です。
上記のイラストはあっきコタロウさん(@and_dance_waltz)作です。
あの昔話が現代風ヤンデレ作品に
<あらすじ>
『奥州に妻として連れて帰りたい』
『必ず迎えに参りますーー』熊野詣でに真砂に立ち寄る見目麗しき僧、安珍のその言葉が嘘であり、騙されたことを知った清姫は、安珍の心を取り戻すため、真砂から道成寺まで、安珍を追いかけ約15里(60キロ)の道を駆け抜けます。
たくさんの妨害にあいながら、その身を蛇と化しても、清姫は安珍に追いつき愛を取り戻すことができるのか。少し時代物のハートフルラブコメディです。もちろん走れメロスのパロディです。
「安珍・清姫伝説」×「走れメロス」を安心のまぐろブランドで味付けした話題作。
テンポの良い文章、いきなりの逆夜這い、そして清姫ちゃんの巧みな心理描写など、今回もお見事です。
幼い頃から思ってた人に10年も待たされてたらさ……そりゃ大蛇にもなるわな
ヤンデレ清姫ちゃんにちょっぴり胸キュンしちゃったのは、僕だけではないはず。
安珍って実は●●だったのか……
そんな所もクスリとさせる
題材としてはかなりシュールなネタのはずなのですが、うまく昇華されてますよね。
うみのまぐろさんからの最新メッセージをご紹介
こんにちは。うみのまぐろです。年の瀬も間近になって参りましたが、ご健勝のこととお喜び申し上げます。
最近うたのさんのブログの記事、銀行員ならではのあれこれのことがたくさん掲載されていて、とても充実していますよね。
他の作家さんの記事ももちろん楽しいのですが、うたのさんご自身のことが知れるので、毎回楽しく読ませていただいております。
1月20日の京都文フリでは、山下真響さんやあっきコタロウさんと一緒に出店されるとのことで、ぜひ応援に駆け付けたかったのですが、その日はどうしても仕事が入ってしまいハンカチを噛むことにします。たくさんの方がお手に取ることを願っています。
さて、うたのさんは「PRを書いてください!」と仰って下さったのですが、苦手なことの一つがPRで頭を悩ませているところでした。原稿が遅くなり申し訳ございません。なので2018年の振り返りと今後の抱負をつらつらと述べさせていただけたらと思っています。
まぐろさんの2018年
2018年は、まぐろにとって惜しかった年でした。
ファミ通文庫大賞のライトノベル部門で、「聲寄せ少女は死者を唄う」が二次選考を通過し、最後の9本に残ったのですね。その中で、受賞した作品は3作品でした。もう一押しだったな、と思っています。
もちろん残念だったのですが、聲寄せは講談社メフィスト賞2016でも『座談会にはもう少しだったけど、印象に残った作品』にも残っていたので、自信にもなりました。
それに何より、ファミ通の審査に、まぐろのとても尊敬する作家さんが下読みで参加されているかもしれないという風の噂を耳にしたのです。もしかしたらその方に読んでいただけたかもしれないと思うと、とても心が躍ります。その方のように、人の心に何かを残せる作家になりたいと思っています。
表現したいこと
表現したいことは、変わらず「死者のことば」です。
普段は話を逸らすことにしていますが、この場では特別サービスで少し触れてみます。
「死者のことば」を探す作業は、とある近しい人が亡くなって、その人の想いが知りたくて始まった取り組みです。
でも、死者や誰に対しても、依存的であってはいけない。誰も彼もを理由にしてはいけないのですね。自分の生き方なのだから。だからつらいことも多いですが、すこやかに、生きる者は生きる者、死せる者は死せる者それぞれで、正しく優しく自由にあれたらと思います。
これは永遠のテーマのようなもので、今のまぐろの中にも最終的な答えはありません。だから、小説を作り上げる中で少しずつ、少しずつ考えていけたらと思っています。
そして、読んで下さる方の中に、そのひとひらのかけらを残せたら、それはまぐろにとってとても僥倖なことです。
そして、2019年へ
このために、やりたいことがちょっとだけありまして、その一つがきちんと出版して作品を世に出すことです。
だから、2019年こそ頑張ってデビューできたらなと思っています。
よくわからないお魚だなと思いながら、今後も応援してくださいますと幸いです。
インタビュー記事をいただいて
いやー、最近記事をいただいた山下真響さん(@mayurayst )や、田中桔梗さん(@kikiki_kikyo )もそうですが、どの作家さんも次のステージを見据えて活動されてるな、と。
僕も負けてられないぞ……と。
次の作品、そしてさらなる高みに昇っていかれることを期待しております。
うみのまぐろ先生の小説がタダで読めるのは今だけ!
年末年始の休暇中に、お気に入りの作品を見つけてみてはいかがですか?
うみのまぐろさん、ありがとうございました!
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