オレをイクメンと呼ぶな! 僕と息子の5年間

どうも、うたのです。Twitter(@utano_bank)(@utano_shion

本日は、育児について書いてみようと思います。

僕は確かに家事分担はまあままやっている方だと思う。

きっちり半分はやっている。(ここは一応嫁ちゃんからお墨付きをもらっている)

だが、「イクメン」と呼ばれることにかなり抵抗がある。
というか出来れば呼ばないでいただきたい。

自分の子どもは別として、実は子ども全般は、そんなに好きじゃない。

この辺のニュアンスはすごい微妙なので、もしかしたら以下の記事を全部読んでもわからないかもしれない。

まあそれでもかまわない。
僕の発信なぞしょせん、自己満足のオ●●ー記事だ。

「自分の子どもなのに、ついつい叱ってしまう」
「自分の子どもを、きちんと愛せているか心配」

そんなあなたには、何かヒントになるかも。

そんな僕と、もうすぐ5歳になる、息子とのお話。

長男誕生まで

僕と妻が結婚したのは2011年。

そこから1年くらいは、二人の時間を楽しもうと、特に子作りにこだわることなく楽しくやっていた。

で、そろそろ子どもが欲しいねと話していた2012年の5月。

なんと、一発で子どもができた!
すごいなワシの生命力(笑)

ところが……約1ヶ月後に妻が流産。幸せな雰囲気から一転……我が家は悲しみに包まれた。

そのあとは、香川の善通寺に子授け祈願にもいったな。
まあ、僕は実はクリスチャンなんだが、細かいことは気にするな。

弘法大師空海は、日本仏教界が生んだ超ド級の天才! スーパースターだよ。

そんなご利益もあってか、2013年2月 妻が妊娠。

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2018.10.26

念願の子どもが、長男が誕生!

2013年秋、無事に長男が誕生

僕はちなみに、出産には立ち会えなかった。

息子がせっかちで3時間で産まれてしまったためとか色々と言い訳があるが、でも必死のパッチでやったら本当は立ち会えたんじゃないかと思う。

これを読んでいるパパ予備軍の人は極力出産には立ち会うことをオススメする。一生妻に言われます(泣

ハイハイをはじめたばかりの頃!
カワイイぞ! この頃に戻ってくれないかなと思う時もある。

ちなみに、僕の父親は子どもが大好きだ!

孫3人に囲まれていて、絶大な人気を誇っているし。
僕のいとこ連中とも小さい時によく遊んでいて、今でもとても慕われている。

じいさんが、出稼ぎにいったり定職につかず余り家にいなかったらしいので、その分自分の子どもとはたくさん遊びたいと思っていたらしい。

親戚にも子ども好きが多い。

そんな僕も、当然その血を受け継ぐものだと思っていた。

そう、休職するまではね。

妻の職場復帰と転機

子どもが1歳半までは、家事や育児を主に妻が担ってくれたこともあり、なんとかやれていた。
(それでも夜泣きはツラかったな)

転機が訪れたのは、妻が仕事復帰してからだ。

・それまでバリバリ仕事をやっていた

・育児にも時間を割きたかった(イクメン頑張るぞ!)

・父親としても1年生だし、うまくいかない育児にストレス

・両立がうまくできず、仕事の結果も出ない。ちょうどネチネチした上司だったのでひたすらいびられる

・ある日突然(月曜日だった)、どうしても会社にいけなくなくなる

・心療内科にいき、うつ病と診断される

この辺の経緯は、【エッセイ】『場末の銀行員さん、何で恋愛小説なんか書いてるんですか!? 昔のアナタはもっと尖っていたのに!』に書いてありますので、もし興味ある方がいれば。

まあ、復職してからも、妻と家事の分担やら、育児の分担やらでバチバチやるわけですよ。

息子だって2歳のイヤイヤ期。言うことなんて聞きやしない。
つーか、そもそも日本語が通じてるかすらアヤシイ(笑)

「自分の子どもなのに、なんでイラッとしてしまうのだろう?」

そんな悶々とした気持ちを抱えながら、子育てをしていた。

もちろん楽しいこともたくさんあったよ。ディズニーランドも2回行ったし、USJも行ったし、広島へカープ観戦ツアー&観光もした。(僕は実は広島カープファンだ)

認めると、楽になるかも

息子が3歳くらいになった時、創作の師匠が作品の中でこんなことを言っていた。

「好きなんだけど、なぜか苦しいと思っていることがある人。実はそんなに好きじゃない、って認めると、もしかしたら楽になるかも知れませんよ

……

そうか!

僕、自分の父親や親戚達ほど、子ども好きじゃないや。

趣味や、仲間も大事だわ!(すまねえな、ゲスで)

そう認めると、かなり楽になった。

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現在の僕と息子

エディプスコンプレックス という言葉がある。

エディプスコンプレックスとは、母親を手に入れようと思い、また父親に対して強い対抗心を抱くという、幼児期においておこる現実の状況に対するアンビバレントな心理の抑圧のことをいう。

Wikipedia より

男の子というのはママ大好きだ!

しかも妻が「パパが1番で、〇〇ちゃんは2番やで」
とか冗談ぽくいうもんだから、息子は僕にライバル心を燃やしているように感じる。

僕のことはそんなに好きじゃないのかな
どちらかというと兄弟・ライバルのような存在なのかな。
そう思っていた時期もあった。

「こいつ、色々言ってるけどほんとは僕のこと好きじゃん」
「ツンデレなだけじゃん」

そう気づくと、息子のことが余計にかわいくなった。

今では週末のたびに希望を息子に聞いて、二人でプチ探検に出かけている。
(最近行った場所、科学館、軽登山、水族館、ペットショップ……など)

子どものために、僕たちが出来ること

僕は最近、働くパパ・ママのためのコミュニティ「ママとパパの秘密基地」というオンラインサロンのようなものに加入した。興味がある方、はるママ ↓ のツイッターのDMまで。

そこの運営者、はるママ(@harumama_wm)がこんな素晴らしいことを言っている。

僕たちは子どもに幸せを与え続けることは出来ない。

子どもはいつか巣立っていく。そして先に死ぬのは僕たち親だ。

漫画「HUNTER×HUNTER」のジンとゴンのような親子関係がよい。と言っている人がいたが、そういうのもありだと思う。

サロンに入ったからにはそこを制圧するつもりで入れ! という言葉があるので、僕はここに入ったからには自分なりの存在感を示そうと思っている。
教育ゲリライベント「Watcha」の精神も密かに伝えてやろうと考えている。
間違いなく、僕はキワモノ枠だろうけどね。

ほんと、みんなよく頑張ってるよ。まぶしいくらいにね。
僕は真面目で奥ゆかしい日本人なので

「世界で一番、嫁ちゃんが好き!」
「子どもはかけがえのない存在」

そんなセリフは拷問にでもかけられない限り、出てこない。
(でもうちの嫁ちゃんはカワイイぞ! なんせ顔で選んだからな)

まあ、僕は飽きっぽいのでそのうちコッソリいなくなっている可能性もある。

なんせ、一年後に何をやっているのか、自分でも読めない。

オレをイクメンと呼ぶな

前述の通り、僕は世間一般の子どもを無条件に好きというわけではない。

・理屈が通じない
・すぐにワガママをいう
・眠いからといって泣くのはやめてくれ

まあ、子どもをディスるのはやめよう。子どもに罪はないのだから。

 

もうひとつ、

家事をやり、育児をやる男性が「イクメン」と呼ばれる。
その言葉が定着して久しい。

でも要するに目立つからそう言われるんだろ。
日本の企業の長時間労働はお家芸だし、おかげでママの家事育児ワンオペで疲弊している家庭も多い。

別に女性が主たる収入を担ってもいいと思うし、男性が家事や育児をするのをもっと当たり前の社会になって欲しい。

当たり前のものに名前など付かない。

むしろ目指すべきは、「イクメン」という言葉がなくなる世界。

まとめ

僕は「会社の空気を一秒でも長く吸っていたら負け」という絶賛働きたくない人間なので、せっせと時短勤務に勤しんでいる。

早く帰るのは、家族と過ごしたいからと自分の趣味に使いたいからだ。

悪いがこの2つは同列だ。
(6:4 で家族の方が多い気もする)

別に子どもが一番でなくってもいいじゃないか。

子どもはいつか巣立つ。
その時に残るのは、パートナーとあなただけだ。

一度の人生だ、自分のケツは自分でふく覚悟があれば、もっと色々なことができるはずだ!

そしてその背中を、あなたの子どもはちゃんと見ているのだ。

 

P.S ただいま嫁ちゃんが絶賛つわり中なので、順調にいけば来春に第二子誕生の可能性が高いo(≧▽≦)o

【自己紹介】うたのは、こんなヤツ

 

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ファンタジスタ! うたの

クリエイター達を発信して、世の中をもっと元気にしたい! やりたい!と思ったことは取りあえず飛びつく関西在住の三十代男子です。 WEBで恋愛小説書いてます@小説家になろう 『歌姫と銀行員』 デジタルイラスト修行中/ツイキャス・nana/京都観光ガイド/ 本業は場末の銀行員